大阪岸和田の岸和田だんじり祭り!別名カニ祭り

カニ祭り

大阪岸和田の岸和田だんじり祭りをご存知でしょうか?
だんじりと言われる山車を青年たちが引き、勇壮に岸和田城下町を走り回るお祭りです。
このお祭りは、別名「カニ祭り」と呼ばれることもあります。

 

ここで登場するカニは、ズワイガニやタラバガニのように大きなカニではなく、渡り蟹と言う少し小ぶりの蟹です。
ツルンとしたトランプのダイヤを横にしたような形の甲羅を持ち、大きさは20センチ〜25センチくらいでしょうか?

 

料理法としては一般的に生きているカニを頭の所に櫛を打ち〆てからお水とお酒とお醤油を入れた薄い煮汁で湯がきます。
たまに〆方が甘かったときにカニが暴れて足が取れてしまうので、輪ゴムで足と爪を結わえてから湯がきます。

 

実は岸和田祭りと世間一般的に言われている岸和田城周辺のお祭りはほんの一部で、9月の大体中ごろに開催されます。
その時期は、渡り蟹を頂くには少し旬よりは早いと言われています。
お城周辺以外のだんじり祭りは10月10日前後に開催されますが、その頃の方がよりカニが美味しい時期になります。

 

ズワイガニやタラバガニは主にミソと立派な足の身を頂きますが、渡り蟹は、足が細く満足いくほど身が入っていません。
おもにいただくのは甲羅の中のミソとあまり大きくは無いですがハサミの部分、それと一番後ろの足の付け根の筋肉です。
個人的にミソはズワイガニよりも美味しい気がします。
渡り蟹の一番後ろについている足は、平べったくなっており、まるでヒレが水かきのように感じます。
そのせいか一番後ろ脚の付け根の筋肉は、上手に取り外せるとチューリップの花のような形のボリュームある身の塊が出てきます。
三杯酢で頂く方も多いようですが、そのままいただいてもほんのりと甘く、頂くと、「ああ、今年も祭りが来た」と和んでしまう美味しさです。